【トリックマジック最終172位/最高R1769】落書き
こんにちは。ガンツです。
SVシングル初の公式大会「トリックマジック」に参加してきたので、記録として構築記事を綴って自己満足に浸ろうと思います。
自身初の公式大会だったこともあり、参加することに意義があると思い、当初は特に目標等はなかったのですが、なんか序盤から調子が良かったので途中からレート1700、あわよくば1800を目指す姿勢で取り組みました。
最終結果は36戦28勝8敗ということで、1769から2連敗したところで止めにしました。
残りの対戦数とこれまでの勝率からして、まだ1800を目指せたとは思うのですが、その2連敗の内容が感覚的に良くなかったため、上位帯ではなかなか勝てないと思い撤退しました。
1769で止めておけば最終2桁に残れそうだったので残念ではありますが、攻めた結果なので後悔はないです。
目次
構築経緯
まず前提として、あまり環境考察できていません。というのも参加を思い立ったのが開幕前日の夜だったことと、公式大会の仕組みを理解していなかったため、毎日の15戦を繰り越せると知らず、即席でも構築組んで参加しないと!と焦ってしまっていたからです。(笑)
とりあえず有名配信者の環境考察動画を見たり、仲間大会に数戦潜ってみたところ、この環境には以下の要素があると感じました。
1.対面構築がほとんどだと思われるため、安定して数的有利を取れれば勝ちやすい
2.常にテラス択と隣り合わせの試合展開になりがち
3.自分のゾロアークをどう使い、相手のゾロアークをどう対処するかが肝要
この辺を踏まえて構築を考え始めました。
ハナからサイクルをする気はなかったので、相性とかは考えずまずポケモンを6匹決めて、そこからそれぞれの対面的に強い型を考え始めました。
ゾロアークのほか、ミミッキュハバタクカミは言わずもがな採用。
天然はいた方がいいやろとラウドボーン、ヤミラミに荒らされたくないので選出抑制としてサーフゴー、最後はテキトーに決めたイダイトウ。
この何の気なしに入れたイダイトウがかなり活躍してくれたので当時の自分の勘を褒めてあげたいです。
個体紹介・立ち回り
ゾロアーク@ナモの実
特性イリュージョン
ようきAS252H4
テラスゴースト
まもる、こごえるかぜ、かげうち、はたきおとす
初手枠。ゾロアークミラーに負けない型を考えました。
環境のゾロアークの持ち物は襷が大半ですが、こいつを構築に入れていると初手悪技が飛んでくることが多いと予想したため、半減実を持たせました。案の定はたきおとすや悪の波動が多く飛んできたので、実質マルチスケイル状態でした。
これにより対面選出において貴重な襷を他のポケモンに回すことができ、安定した試合運びをできることが多かったように思います。
初手まもるで相手がゾロアークだと推察できれば、ここかぜ→はたきおとすで安定してミラー対決に勝てたのが大きかったです。実際総試合の体感7割は初手ゾロアークミラーでしたが、この対面はほとんど勝ってました。
そのまま後続を削ったり、まもるでテラスを見たり、ここかぜでS操作したりとやれることが多く、この型のゾロアークを採用できたことが勝率を伸ばした最大の要因だと思います。
ゾロアーク、お前かっこよかったよ。
イダイトウ@きあいのタスキ
特性てきおうりょく
いじっぱりHA252S4
テラスノーマル
ウェーブタックル、アクアジェット、こうそくいどう、おはかまいり
ラス1で全てを破壊する魚。ランクマで使ったことがなかったので試してみたいと思い採用。
ステロ展開が少ないので選出しやすく、ノマテラさえされなければ1〜2体持ってってくれる頼もしい存在でした。
無効化されない先制技と、その打ち合いにおいて上を取れるようになる高速移動も偉かったと思います。
構築単位で相手のラウドボーンやミカルゲが結構重かったですが、こいつの火力で押し切る展開も多かったです。
また毒びしも無対策でしたが、ステロと違って死に出しなら1ターンは襷が潰されないので、ラス1の1on1ではあまりデメリットは感じませんでした。
最終日はほとんどこの魚をラス1で出して多くの試合をものにしてくれました。お疲れイダイトウ。
ミミッキュ@いのちのたま
特性ばけのかわ
ようきAS252H4
テラスノーマル
シャドークロー、じゃれつく、かげうち、つるぎのまい
なんだかんだMVP。よくあるテンプレミミッキュ。ゾロアークと並んでほぼ全ての対戦で選出してました。
相手にラウドボーンがいなければ積極的に積んでいって、そこからの抜き性能は凄まじいの一言。
環境ではSが高い方なのも偉く、打たれがちなかげうちをノマテラで透かせるので実質2ターンの行動保証を得られる展開が多かったです。
ミラー展開も、先述のゾロアークが皮はがしやS操作をしてくれたうえでの対面が多かったので、圧倒的有利に立ち回ることができました。
じゃれも外さなかったり、麻痺でもあまり痺れなかったりとなかなかの自覚を持った素晴らしい相棒でした。
最終戦だけは疲れ果てたのか痺れまくって負けましたが、推しポケの1匹であるこいつと最後まで戦えて楽しかったです。ありがとうミミッキュ。
ラウドボーン@からぶりほけん
特性てんねん
ひかえめH252S164残りC(S+2で最速ドラパ抜き)
テラスノーマル
フレアソング、うたう、アンコール、なまける
最強だと思っていたら実はおもちゃだった枠。
環境考察の甘いとこが出たのですが、対面駒が増える=ソウブレイズはみんな砕ける鎧やろと思い込んでフレソンワンウェポンにした結果、みんなもらいびだったので腐り気味だったワニ。
相手にソウブレイズやシャンデラがいなければ選出の候補になりましたが、結構いたのであまり出せませんでした。
ただ選出できたときは必ず活躍してくれました。特にアンコールはノマテラでゴースト技をすかしたり、補助技でこだわらせたりと汎用性が高かった。
よくやってくれたよラウドボーン。
ハバタクカミ@ブーストエナジー
特性こだいかっせい
おくびょうCS252H4
テラス地面
安定のやつ。普段メガネばかり使っているので、ブエナカミも使ってみようと採用しました。
今環境においてもカミサフゴヤミラミあたりから電磁波が飛び交っているとの情報を得たため、その辺に強く出れる地面テラスとしました。
地面技が環境的に一貫していたので、相手がテラスを切っていない際の攻めの安定択としても悪くなかったと思います。
ゾロアークでカミに化けて初手出すことで、メガネを警戒して相手が初手からテラス切ってくれたことも度々あったため、それなりの活躍をしてくれました。
しかし非テラス時だとかげうちで縛られやすいのが扱いづらく、また他でテラスを切ってから出すことが多かったので、この辺は調整意図とプレイングをマッチさせることができなかったのが課題です。
テラス前提としない対面重視であれば、瞑想甘える型とか、他の型を使った方がよかったかもしれません…
今後のランクマでもよろしくなハバタクカミ。
サーフゴー@こだわりスカーフ
特性おうごんのからだ
ひかえめHC252S4
テラスノーマル
置き物枠。ヤミラミを少しでも選出抑制できればいいなと思って入れました。1度も選出していませんし、する気もなかったので技や調整はテキトーです。目的の選出抑制はある程度してくれたんじゃないかなと思います。
ただ結果として、相手のサーフゴーのアッキタラプや弱点保険など、発動すれば爆アドになる型がすごく強く感じたので、そのような型で運用できればMVPたりえたかもしれません。
活躍させてあげられなくてごめんなサーフゴー。
基本選出
もらいびが相手にいなければ2枠目をラウドボーンにしていました。
7割方はゾロイダイミミでした。
感想
初の公式大会でしたが、ランクマとは一味違った楽しさがありました。
ランクマと違って戦いながら構築を調整することができないので、事前の環境考察をしっかりしないと上位には届かないと実感した最終日でした。
個体紹介のとおり、努力値はほとんど極振りだし事前のダメ計もほとんどしてません。これは怠惰です。
まあでも普段使わないポケモンや戦法を考えたりするのは楽しかったので、このあたりの経験は後々どこかで活きてくるのかなって思います。
また、ルール特性上どの試合も一つの択で勝敗に関わってくる展開が多かったので、当たり前のことですが「毎ターンよく考えて選択する」ことの重要性を再認識できました。
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
はてブロの機能もよく理解してないまま書いたので読みづらかったことと思いますが、今後改善していけたらと。
皆様また一緒に頑張りましょう。