すながくれ

さめはだです。

S14反省〜地底より〜

 

こんにちは。

今期からレギュFが始まり、年も変わり環境も変わるということで一念発起。モチベMAXで臨んだ今期でしたが、結果は大惨敗。反省というか懺悔というか思ったことをつらつら発散する記事を書きます。

誰かに見て欲しいとかもないので、あえてTwitterには載せません。構成も特に考えずに描いてるので、読みづらい文章になると思います。

これは30日深夜時点ですが、2ロム動かしてこのザマです。レートは見る気も起きなくて見てません。最高は確か1820くらいだったと思います。

当初の意気込み

そろそろランクマで結果を出したいと思い、今期は頑張ると決めました。

自分は対戦を剣盾からやっていて、比較的エンジョイ勢寄りではあったものの、ギリギリの最終3桁を2回とったくらいのパッとしない成績でした。

SVでは頑張ろうと思ってレギュAからやっていましたが、結果はそれはそれは悲惨なものでした。S1は10万位とかだったと思うんよね。

レギュB・Cはちょっと仕事が忙しくてランクマは全く潜れず、7月頃、レギュDからまた潜り始めました。そこからは毎月やっています。

が、まっっっったく成績が振るわない。最終3桁が遠いのなんの。剣盾とは何もかもが違う。

唯一公式大会ではそこそこの結果を取れましたが、それだけです。やっぱりランクマで勝ってこそだよなあと気持ちがあります。

そもそも自分はまだSV環境での対戦数が他の人より圧倒的に少ない。シーズンで100戦やれば多い方でした。剣盾で少し勝ててたといっても、やはりこの環境は対戦数がモノをいうと多くの方が語っているとおり、このままではずっと勝てないなと悟っていました。

というわけで、イチから自分を叩き直すために、今期は500戦潜るという目標を自分に課し、今シーズンへと挑むのでした…

大惨敗

結果、対戦数もレートも目標には遠く及ばず、なんとも不甲斐なく終了しました。要因は…色々ありますね。

対戦数に関しては、合計で240戦くらいですか。当然過去最多です。仕事と筋トレの時間以外は大体潜ってたので、多分このあたりが限界に近い気がします。

一方でレートに関しては過去最低です。一体何故なのか。それがわかれば誰も苦労しません。終盤は正直あまり考えずにやってた試合も多かったのは事実ですが、それにしてもって感じです。シーズンを振り返ることで、何か僅かなきっかけでも掴めればいいなと思います。

シーズン振り返り

まずは軽く環境考察をしました。

今期は新ポケモンが多数解禁されたものの、依然としてレギュEでトップにいた奴等が強いなと感じていました。

が、エースとなれるようなポケモンは少ないものの、ブリジュラスやポリ2、ガオガエンアシレーヌ等、起点作成やサイクルパーツとして優秀なポケモンたちが一定程度構築に食い込んでくる…そんな気がしてました。新パラドックスもやはり数値が高いので、無視はできないなあぐらいに思ってました。

レギュEスタンに、対面重視ならブリジュラスやホムラライコ、サイクル重視ならガエンアシレランドあたりを上手く組み込むような構築が増えると勝手に予想しました。前環境で猛威を振るっていたトップ層のポケモン達に、幅広くは見れないが、個別に見ればそれぞれ役割を持てるようなポケモンが多く解禁されたことからくる印象です。

 

それらの新ポケモン達に、総じて強く出れるのが最速アカツキでした。新解禁ポケモンは中速帯が多いものの、数値のインフレが進む現在ではSに努力値を割く余裕はなく、最速アカツキの実数値114であれば無振93族までは抜けるということで、上から制圧できるのではと考え、一旦こいつを軸に据えることにしました。C特化も考えましたが、104〜114の間で抜きたい相手が結構いた(受け系のカイリューサフゴランドブリジュラス等)ので、最速にしました。

次に、ガチグマを最大限活かせるステロ撒きを探すことにしました。目をつけたのはサケブシッポ。高耐久と高いSから、いろいろな相手に仕事ができて感触は良かったです。ステロ電磁波アンコールは確定で、ラスト1枠をマジシャほえるがんぷう冷ビとか色々変えて試してましたが、どれも一長一短という感じで最適解は無いなという印象。ブエナ以外のツツミまでであれば電磁波を入れればガチグマで抜けるので、速い相手にはこいつの電磁波が入るかどうかが勝負の分かれ目でした。

サケブシッポを見て初手に出てくる筆頭はサフゴかカミでした。カミは前述のとおり処理ルートを決めていたのでそんなに困らなく、サフゴ対策を考える必要がありました。

シッポを崩しにくるサフゴはほとんどトリックだったので、炎ポンを添えました。サフゴ側がシッポ対面何でも押せますが、トリックは無効、ゴルラなら起点、シャドボならガチグマ引きで結局全対応できるので、ここまでの流れは上手くハマる試合が多かったです。

 

BIG6周りにはこの3体で結構やれたので、残りの3体はコロコロ変えてました。

毒びしやディンルー重いなーって思ったのでイイネイヌやドクガを入れたり、後発のカミは変わらずうざいので選出抑制にハッサムを入れたり、キョジ系のサイクルにびびって隠密サフゴ入れたり…

 

こんな感じで1800くらいまではまあまあ勝ててたんですが、中盤あたりからなぜか急に勝てなくなりました。その原因がなんなのか自分では最後までわからなかったです…

課題はいくつか感じてたのは確かです。電磁波が入らない相手、特に電気パオや攻め系のランドロスはしんどかった。ラス1の悪ラオスにも何度も負けたし、キラフロル展開もだるかった。

でも逆に言えばそれ以外には割と対応できてたんですよね。それでも延々と負け続ける。これが20日〜24日あたりだったと思いますが、この辺で心が折れてずっと使ってたシッポクマ構築を捨てて、色々な構築を試し出したんですね。

 

強者の世に出ていないレンタルパを使わせてもらったり、ディンカイサフゴやガッサ入対面構築、トリルパ…いろいろ試したし、結構勝てて3桁が見えるあたりまで戻して、さあここから上がるぞと思ったら大連敗して40000位あたりまで戻るとかが続きました。

そんなこんなを繰り返してるうちに30日が終わり、今期撤退を決断したというわけです。

シーズン通して思った最大の謎があります。

「なぜ自分は一度負け出すと止まらないのか?」ということです。

もちろん連勝することもあるし、トータル勝ち越してるので、無限に敗北が続くってわけではないですよそりゃね。

単純に構築が弱いとかプレイングが下手とかあると思います。でもレートが上がる時は2勝1敗を繰り返してじわじわ上がるとかそんな感じなので、普通に考えたら自分がいまいる順位帯でも明らかに劣っているってのはないはずなんですよね。ということは構築ではなく、プレイングに問題が出てきているということ…

 

そこではっと振り返ると、2連敗するとプレイが雑になるというか、考えなしでボーっと選択することがある気がします。当然それではまた負けが込み、どんどん雑になっていく…という悪循環が何回かあったのは確かです。

勝ててる時って、毎ターン少しでも疑問抱いたらダメ計したり、相手の裏を論理的に推察したり、毎ターンの行動原理を理解しようとしたり、頭使ってるのは確かです。

反対に負け続けてる時は、ダメ計なんか全然しないし、通ればいいや〜って適当に技押してる気がします。そうか…これか…これだったのか…?

結局メンタルってことですね。連敗した時こそ、一度冷静になって、しっかり考えて選択しようということですな…

 

来期に向けて

仕事の状況にもよりますが、レギュF期間は潜れる状況にあるので、修行期間だと思って臨みます。

自分で言うのも憚られますが、僕は元々何をやっても結構要領が良くて、世間では難関と言われる国家試験も通ってきているし、頭は良い方だと思ってたんですよ。

それでもポケモンは難しすぎますね。学生の子達もめちゃくちゃ強いし、さすが全年齢対象ゲームだなーと。

難しいからこそ挑戦し甲斐もあるので、今期の反省を活かして、無理のない程度に今後も頑張ります。

 

 

【検証】「勝ちやすい構築の種類」って本当にあるんか?

こんにちは。ガンツです。

 

今回はよく言われる「構築の種類」について、実戦を交えて検証してきました。SV環境は対面が強いとかサイクルが弱いとか聞きますが、よく言われる対面構築・サイクル構築・展開構築の3種類(ギミック構築を含めて4種とする方もいるが)のうち、今環境において勝ちやすい構築の種類ってのは本当にあるんかいなという検証です。

 

ゆーても僕は今まで構築を組むときにこの構築の種類ってものはあまり考えないし、組んだ後で結果的に見ればサイクル的だったなーとか展開的だったなーとかはあれど、初めからそれを意識して組んだことはありませんでした。

そして世の中には一つの構築で対面的にもサイクル的にもいけるみたいな構築もあるし、むしろ強い人の構築ってそういうのが多いと思うんですね。対戦の状況から、サイクル構築でも対面的に戦ったり、逆もまたしかりというようなこともたくさんあると思います。

んでもって使う人の練度や上手下手だったり、順位帯だったり、環境のトレンドだったりもあるから、一概にこの検証結果が大勢に該当するかと言われるとそうではなくて、あくまで僕個人的なもの、しかもシーズン12の序中盤という局所的一時的なものに留まるということを念頭にお読みいただければと思います。

 

先に結論だけ述べておくと、「構築内容とプレイング次第」という身も蓋もないところに落ち着きましたので、何かを期待されていた方におかれましては申し訳ありません。

目次

検証内容

3種の構築を作り、以下の条件のもと勝率や使用感を整理します。

・検証日 2023年11月12日(日)

・SVランクバトルシーズン12シングルバトルR1700〜1800帯(検証日時点で3桁後半〜3000位くらい)

・それぞれの構築で10戦ずつ行い、戦績と内容をざっくり記録

使用構築

※即席で作ったので穴だらけです。間違っても参考にはしないでください。

対面構築

HCチョッキキラフロル

ASベーススケショカイリュー

HC珠アカツキガチグマ

ようきAS炎オーガポン

CSブエナ瞑想痛み分けハバタクカミ

ようきAS襷電気テラスパオジアン

使い方:刺さってそうな3匹順番に選出する。交代はほとんどしない。

サイクル構築

意地AS襷キノガッサ

ようきAS炎オーガポン

HAチョッキランドロス

CSメガネハバタクカミ

HBヘイラッシャ

飛行テラバワンウェポン嘴カイリュー

※とにかくサイクル破壊されるガチグマを呼びたくなかったので、ガッサを選出圧用に適当に入れました。

使い方:ランドラッシャのサイクルを軸に、ガポンカミカイリューのうち通りが良さそうなやつを通していく。

 

展開構築

HDゴツメディンルー

HB残飯シャワーズ

HDオボンランドロス

飛行テラバワンウェポン嘴カイリュー

ようきAS炎オーガポン

HCメガネサーフゴー

使い方:ディンルーかランドでステロ展開し、

ランドやシャワーズの対面操作を駆使しつつエース(カイリュー又はガポン)の積む隙を作り、通していく。

検証結果

対戦結果はざっとこんな感じでした。

・対面 7勝3敗

・サイクル 5勝5敗

・展開 5勝5敗

以下にそれぞれの使用感を記します。

対面構築

勝利した7勝のうち、6勝はカイリューでほぼ3タテ、1勝はガチグマで3タテでした。

パオカミが構築にいたからか水ラオスハッサムの並びを出されることが多かったです。ラオスカイリューで見ようとしていましたが、このラオスは冷パン持ちが多くて、3敗のうち2敗はこの並びにやられました。強い人のレンタルパなのかな?勉強不足でした。

使用感としては、引先とか受けを構築段階で一切考えてないので選出が本当に難しくて、初手出し負けたら普通に1匹持ってかれるし、困ったらこいつや!の精神でカイリューを出し続けていただけの構築でした。

あと検証中はあまり活躍の場が多くなかったですが、ガチグマやオーガポンの破壊性能はやはり凄まじいなと。カイリューが倒れたとしてもこいつらが平気で1〜2匹持ってけるので、安心感は半端なかったですね。

対戦がサクサク終わるのも評価点でした。

 

サイクル構築

5勝のうち、ヘイラッシャで詰ませた試合が4勝でした。相手の特殊枠がカミサフゴガチグマあたりなのが多く、ガッサを入れていたおかげかガチグマがあまり出てこなかったため、特殊枠をランドで処理しやすかったです。相手の特殊枠さえ倒してしまえばラッシャで詰ませるという勝ち筋が見えやすかったですね。

負けた5試合に関しては、フェイタル1発眠りやランドの岩封外し、勝負所の急所など、下振れが目立ちました。

長所としては選出で悩みにくいのは良かったと思います。ランドラッシャという軸が決まっているので、それをベースに通りの良さそうなポケモンを選ぶだけなので、その部分のストレスはかなり少なかったと思います。

…が、これが1番辛いと思ったのが、1試合が長くなりがちということ。しかも対戦を進める中で勝ち筋を見つけていかなきゃいけないってことで、毎ターン毎ターン考えるから脳も体も疲れます。まあヘイラッシャとか使ってるからかもしれませんが…

練度を高めるのが大変なので、ランクマに費やせる時間も体力も限られている社会人にとっては、なかなか使い続けるのが辛い構築だなと思いました。

 

展開構築

勝った試合は全てカイリューを上手く通すことができました。ステロ展開をディンルーだけじゃなくランドロスからもできるようにすることで、立ち回りの幅が広がったように思います。ランドに挑発を搭載していたので、相手がステロ撒いてきそうなときは優先して選出しました。

ラオスやパオジアンが辛いと思ったのでシャワーズを入れたのですが、全然受からない。この枠はヘイラッシャとかにすべきでした。

それと組み終わって気付いたのが、鉄壁キョジに対する解答が構築に存在していなかったです。面倒が勝ってそのまま開始しましたが、案の定キョジに詰まされまくりました。

結果キョジパオラオスというトップメタへの対策が甘くなり、負けた試合は全部そのどれかを通されたものでした。この辺は突貫で作った構築の穴だったかもしれません。

ですが勝った試合での使用感は3種類の構築の中でダントツで良かったです。選出も対面構築ほどは悩まないし、対戦中もサイクル構築ほど悩まない。勝ち筋を最初から決めているので、そこから逆算する立ち回りができ、気持ち的に結構楽でした。

まとめ・結論

以上の結果から各構築の特徴をまとめると、以下のようになりました。

【対面構築】

・構築難易度は低い

・選出難易度クソ高い

・プレイング難易度はそこそこ

・対戦時間は短め

【サイクル構築】

・構築難易度はそこそこ

・選出難易度もそこそこ

・プレイング難易度は高い

・対戦時間は長め

【展開構築】

・構築難易度は展開方法による

・選出難易度はやや低め

・プレイング難易度はそこそこ

・対戦時間はそこそこ

 

構築の相性についても振り返ると、今環境においては、受けの役割破壊がしやすい環境にある気がしました。アカツキガチグマとか基本受け出し効かないし、テラバーストで本来不利対面である盤面が平気でひっくり返ったりしますし。

だからサイクル構築を極めるには、環境に多いテラスタイプを把握したり、相手の強い動きを押さえたりと、プレイングスキルのみならず知識量が結構要求されるな〜と思いました。試合の中で何度も択が発生するから僕のようなヘタクソにはなかなか難しく感じましたし、サイクル構築が今環境勝ちにくいと言われるのはこういう要因もあるんだろうなと。現環境では対面・展開どちらの構築も受けを許さない火力や技範囲を発揮しやすいので、タイプ受けを主とするようなサイクル構築は確かに破壊されやすいのかなって思います。

 

では対面構築と展開構築ではどちらが有利なのかという話ですが、根も葉もないことを言えば使うポケモンと状況次第ですね。こればっかりはこの検証中は明確な答えが出ませんでした。つーかこの先も出る気がしません。

 

以上のことから、「構築の種類による有利不利」を無理矢理表すとすれば、

対面=展開>サイクル

という図式になろうかと思います。

これだけ見れば、導き出される本検証の目的であった「勝ちやすい構築」とは、対面構築もしくは展開構築、ということになりました。

が、結局はその人にどういう構築が向いてるのかによると思います。選出自信ニキなら対面構築が勝ちやすいだろうし、プレイング自信ニキならサイクル構築でも勝てる。構築自信ニキなら展開構築がやりやすいのでしょう。

で、ここで冒頭の結論に帰着するのですが、結局は「構築内容とプレイング次第」ということで、今までの検証はなんだったんだという何とも微妙な結果に終わりました。

 

感想

この誰の得にもならないしょうもない検証記事をここまでお読みいただきありがとうございました。

お気付きの方もいらっしゃると思いますが、上述の各構築の特徴はいろんな強者の方が解説してるものと内容的には類似しています。なので、どういう構築が自分に合っているのかの指標の一つにはなる検証ができたのかなとは思います。加えて、時間と体力が限られる社会人に向く構築、向かない構築というのを何となく肌で感じたところです。

加えて、ここまで検証した結果言うことがこれかと怒られそうですが、そもそも対面展開サイクルとか、構築をカテゴライズすることに意味はあるのかという考えに至りました。

結局は強い動きや軸を中心に構築を組んでいって、結果としてそれが対面的だったとかサイクル的だったとかって話だと思うので、これらの概念は構築を組む時点では全く気にする必要はないのかな、と。

大した実績もない僕が言っても説得力はないんですけどね、検証してて率直に思ったことです。

 

とはいえ検証1回で何もかもわかったつもりになるのはどうかと思うので、レギュレーションFが始まったら、また同じような検証をしたいと思います。今度は強者のレンタルパを使ってやりたいですね。つーか今回もそうすべきでした。

 

もし同じような検証や考察をしたことがある方がいらっしゃいましたら、コメントやDMでお考えをお聞かせ願いたいです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

【トリックマジック最終172位/最高R1769】落書き

 

こんにちは。ガンツです。

SVシングル初の公式大会「トリックマジック」に参加してきたので、記録として構築記事を綴って自己満足に浸ろうと思います。

 

自身初の公式大会だったこともあり、参加することに意義があると思い、当初は特に目標等はなかったのですが、なんか序盤から調子が良かったので途中からレート1700、あわよくば1800を目指す姿勢で取り組みました。

終結果は36戦28勝8敗ということで、1769から2連敗したところで止めにしました。

残りの対戦数とこれまでの勝率からして、まだ1800を目指せたとは思うのですが、その2連敗の内容が感覚的に良くなかったため、上位帯ではなかなか勝てないと思い撤退しました。

1769で止めておけば最終2桁に残れそうだったので残念ではありますが、攻めた結果なので後悔はないです。

 

目次

 

構築経緯

まず前提として、あまり環境考察できていません。というのも参加を思い立ったのが開幕前日の夜だったことと、公式大会の仕組みを理解していなかったため、毎日の15戦を繰り越せると知らず、即席でも構築組んで参加しないと!と焦ってしまっていたからです。(笑)

とりあえず有名配信者の環境考察動画を見たり、仲間大会に数戦潜ってみたところ、この環境には以下の要素があると感じました。

1.対面構築がほとんどだと思われるため、安定して数的有利を取れれば勝ちやすい

2.常にテラス択と隣り合わせの試合展開になりがち

3.自分のゾロアークをどう使い、相手のゾロアークをどう対処するかが肝要

この辺を踏まえて構築を考え始めました。

ハナからサイクルをする気はなかったので、相性とかは考えずまずポケモンを6匹決めて、そこからそれぞれの対面的に強い型を考え始めました。

ゾロアークのほか、ミミッキュハバタクカミは言わずもがな採用。

天然はいた方がいいやろとラウドボーン、ヤミラミに荒らされたくないので選出抑制としてサーフゴー、最後はテキトーに決めたイダイトウ。

この何の気なしに入れたイダイトウがかなり活躍してくれたので当時の自分の勘を褒めてあげたいです。

 

個体紹介・立ち回り

ゾロアーク@ナモの実

特性イリュージョン

ようきAS252H4

テラスゴースト

まもる、こごえるかぜ、かげうち、はたきおとす

 

初手枠。ゾロアークミラーに負けない型を考えました。

環境のゾロアークの持ち物は襷が大半ですが、こいつを構築に入れていると初手悪技が飛んでくることが多いと予想したため、半減実を持たせました。案の定はたきおとすや悪の波動が多く飛んできたので、実質マルチスケイル状態でした。

これにより対面選出において貴重な襷を他のポケモンに回すことができ、安定した試合運びをできることが多かったように思います。

初手まもるで相手がゾロアークだと推察できれば、ここかぜ→はたきおとすで安定してミラー対決に勝てたのが大きかったです。実際総試合の体感7割は初手ゾロアークミラーでしたが、この対面はほとんど勝ってました。

そのまま後続を削ったり、まもるでテラスを見たり、ここかぜでS操作したりとやれることが多く、この型のゾロアークを採用できたことが勝率を伸ばした最大の要因だと思います。

ゾロアーク、お前かっこよかったよ。

 

イダイトウ@きあいのタスキ

特性てきおうりょく

いじっぱりHA252S4

テラスノーマル

ウェーブタックル、アクアジェットこうそくいどう、おはかまいり

 

ラス1で全てを破壊する魚。ランクマで使ったことがなかったので試してみたいと思い採用。

ステロ展開が少ないので選出しやすく、ノマテラさえされなければ1〜2体持ってってくれる頼もしい存在でした。

無効化されない先制技と、その打ち合いにおいて上を取れるようになる高速移動も偉かったと思います。

構築単位で相手のラウドボーンやミカルゲが結構重かったですが、こいつの火力で押し切る展開も多かったです。

また毒びしも無対策でしたが、ステロと違って死に出しなら1ターンは襷が潰されないので、ラス1の1on1ではあまりデメリットは感じませんでした。

最終日はほとんどこの魚をラス1で出して多くの試合をものにしてくれました。お疲れイダイトウ。

 

ミミッキュ@いのちのたま

特性ばけのかわ

ようきAS252H4

テラスノーマル

シャドークロー、じゃれつく、かげうち、つるぎのまい

なんだかんだMVP。よくあるテンプレミミッキュゾロアークと並んでほぼ全ての対戦で選出してました。

相手にラウドボーンがいなければ積極的に積んでいって、そこからの抜き性能は凄まじいの一言。

環境ではSが高い方なのも偉く、打たれがちなかげうちをノマテラで透かせるので実質2ターンの行動保証を得られる展開が多かったです。

ミラー展開も、先述のゾロアークが皮はがしやS操作をしてくれたうえでの対面が多かったので、圧倒的有利に立ち回ることができました。

じゃれも外さなかったり、麻痺でもあまり痺れなかったりとなかなかの自覚を持った素晴らしい相棒でした。

終戦だけは疲れ果てたのか痺れまくって負けましたが、推しポケの1匹であるこいつと最後まで戦えて楽しかったです。ありがとうミミッキュ

 

ラウドボーン@からぶりほけん

特性てんねん

ひかえめH252S164残りC(S+2で最速ドラパ抜き)

テラスノーマル

フレアソング、うたう、アンコール、なまける

最強だと思っていたら実はおもちゃだった枠。

環境考察の甘いとこが出たのですが、対面駒が増える=ソウブレイズはみんな砕ける鎧やろと思い込んでフレソンワンウェポンにした結果、みんなもらいびだったので腐り気味だったワニ。

相手にソウブレイズやシャンデラがいなければ選出の候補になりましたが、結構いたのであまり出せませんでした。

ただ選出できたときは必ず活躍してくれました。特にアンコールはノマテラでゴースト技をすかしたり、補助技でこだわらせたりと汎用性が高かった。

よくやってくれたよラウドボーン。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー

特性こだいかっせい

おくびょうCS252H4

テラス地面

ムーンフォースシャドーボール、テラバースト、ふういん

安定のやつ。普段メガネばかり使っているので、ブエナカミも使ってみようと採用しました。

今環境においてもカミサフゴヤミラミあたりから電磁波が飛び交っているとの情報を得たため、その辺に強く出れる地面テラスとしました。

地面技が環境的に一貫していたので、相手がテラスを切っていない際の攻めの安定択としても悪くなかったと思います。

ゾロアークでカミに化けて初手出すことで、メガネを警戒して相手が初手からテラス切ってくれたことも度々あったため、それなりの活躍をしてくれました。

しかし非テラス時だとかげうちで縛られやすいのが扱いづらく、また他でテラスを切ってから出すことが多かったので、この辺は調整意図とプレイングをマッチさせることができなかったのが課題です。

テラス前提としない対面重視であれば、瞑想甘える型とか、他の型を使った方がよかったかもしれません…

今後のランクマでもよろしくなハバタクカミ。

 

サーフゴー@こだわりスカーフ

特性おうごんのからだ

ひかえめHC252S4

テラスノーマル

ゴールドラッシュ、シャドーボールじこさいせい、トリック

置き物枠。ヤミラミを少しでも選出抑制できればいいなと思って入れました。1度も選出していませんし、する気もなかったので技や調整はテキトーです。目的の選出抑制はある程度してくれたんじゃないかなと思います。

ただ結果として、相手のサーフゴーのアッキタラプや弱点保険など、発動すれば爆アドになる型がすごく強く感じたので、そのような型で運用できればMVPたりえたかもしれません。

活躍させてあげられなくてごめんなサーフゴー。

 

基本選出

初手ゾロアーク+カミorイダイトウ+ミミッキュ

もらいびが相手にいなければ2枠目をラウドボーンにしていました。

7割方はゾロイダイミミでした。

 

感想

初の公式大会でしたが、ランクマとは一味違った楽しさがありました。

ランクマと違って戦いながら構築を調整することができないので、事前の環境考察をしっかりしないと上位には届かないと実感した最終日でした。

個体紹介のとおり、努力値はほとんど極振りだし事前のダメ計もほとんどしてません。これは怠惰です。

 

まあでも普段使わないポケモンや戦法を考えたりするのは楽しかったので、このあたりの経験は後々どこかで活きてくるのかなって思います。

また、ルール特性上どの試合も一つの択で勝敗に関わってくる展開が多かったので、当たり前のことですが「毎ターンよく考えて選択する」ことの重要性を再認識できました。

 

 

ここまで読んでいただいてありがとうございました。

はてブロの機能もよく理解してないまま書いたので読みづらかったことと思いますが、今後改善していけたらと。

皆様また一緒に頑張りましょう。